Make your heart Brilliant Day5
- yuri itoh
- 2020年5月3日
- 読了時間: 4分
今日のクラスのテーマは「confidence」自信。
戦士のポーズをアーサナのテーマにして、地に足ついた勇敢な戦士の気持ちを心に宿す1時間でした。
古代インドの言葉のサンスクリット語では戦士のポーズを
ヴィラバドラアーサナと言います。
ヴィラバドラは荒々しい戦士、アーサナはポーズという意味です。
古代の物語の中の伝説の英雄にちなんで名付けられたアーサナです。

ヨガのクラスを受けている時に、
先生から「戦士のような気持ちで」と言われてから、私はこのポーズを練習する時に
この気持ちも意識しています。 アーサナの中でこの気持ちを育む時に大切にしているのがポーズの「土台」です。
「土台」というのは地面に触れているところ。足の感覚です。
おなじみになってきました、アイアンガー師の言葉
「心が普段行き届かないもっとも離れた部位にまで内なる心が身体全体に触れているのを感じなさい」
戦士のポーズでは後ろ足の意識がポーズの安定に欠かせません。
自分の目に見えない場所も心の目で感じて、意識を宿す。
体全体を感じると、思っている以上に自分の身体が大きく
自分のスペースがあると感じる事が出来、心が雄大になっていくのかなと思います。
ヨガの哲学書Light on yogaには
「足は樹木の根っこのようなもの。足元や膝を強くする事でアーサナは安定する。
人生も同じで、自分の足で立てる人、自分の人生における土台がある人は困難や不幸な出来事に対しても心が安定している。」と書かれています。
これもまた、人生そんな簡単じゃないよって思ってしまうのですが
よくよく考えてみると、
何か人生において困難が起きた時、微動だにしない心を持ちなさいと行っているわけではないのかなと私は解釈しています。
誰だって、不安な気持ちににもなる。
そんな時は自分の培ったてきた土台に目を向ける事で自信を持って
その上で、気持ちを先に進める事ができたら、
自分の気持ちを前向きにする事が出来る。
その繰り返しの中で心の反応スピードが早くなり、
ネガティブな気持ちでいる時間を少なくする事が出来るかもしれない。
土台を積み重ねて行けば自信がつき、困難や不安に打ち勝てる心を持てる、という事なのかなと思っています。
私がコロナの流行が起きて、ヨガのクラスが出来なくなった時、やはり不安になりました。
先が見えないのはとても不安。
でも、今できる事をと考えて、
(実は)苦手意識のあったオンラインヨガを開催してみよう!と思ったんです。
すると参加の皆さんとの繋がりも感じて、ヨガも伝えたい事を伝えられる手段だと感じる事が出来ました。
でも、何よりオンラインヨガをクラスとして行おうと踏み切れたのは
クラスに来てくれるみんながそこにいてくれたからです。
私がみんなと培ってきた人間関係の土台があってこそ。
ご紹介でスタートしてくれた初めましての皆さんも同じです。
みんなとの関係があってこそ、このオンラインヨガクラスが出来ているのだと思うと嬉しい気持ちになります。
そしてそういう自分を褒めてあげたいというか。抱きしめたい(笑)
「私って最高だね」って思うようにしようと思っています。
元来、私も自分を褒めるのって苦手で、得意な人は少ないと思います。
(それも素敵な謙虚さだと思うのですが)
でも少し見方を変えて、褒めるというより、自分を好きになる事、自分を認める事、
ちょっと下手くそだったりする自分も愛おしい自分と思うのが良いのかなと思います。
私は、ヨガでいう自信を持つというのは、自意識過剰になる事ではなく自己肯定感だと思っています。

皆さんにとっての戦士はどんな戦士でしょうか?どんな戦士になるのかも、みんなそれぞれ^^
そして自分って最高!って思えると、隣にいる人も最高だよね?って思えるかもしれません。
優しさの始まりは自分の心から。
自分肯定する事が自分以外の人への優しさや理解につながると思うと、
自分を好きになる事がさらに素敵な事だって思えますね。
7Daysも後2日、残りも楽しく過ごしましょう!!!
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